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能登産こだわり芋焼酎「星稜紅」 星稜大生 和倉温泉で新商品PR

【左】旅館の担当者(右)に新商品の説明をする学生たち=七尾市の和倉温泉で 【右】芋焼酎「星稜紅」

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耕作放棄地を有効活用

 芋焼酎の原材料育成から販売までを実践しながら学んでいる金沢星稜大の学生が、新商品を作った。三日に、七尾市の和倉温泉の旅館などで、新しい芋焼酎の販売を依頼して回った。一般販売は、十四日から始まる。(松村真一郎)

 商品名は「星稜紅(べに)」で、経済学部の奥村実樹准教授のゼミに所属する三年生が、同市能登島閨町で昨年春に苗を植え、昨秋に収穫したサツマイモ「紅はるか」を使った。収穫したイモは、喜久水酒造(長野県)で醸造。能登産のコシヒカリをこうじ米に使い、能登の材料にこだわった。

 同ゼミでは、二〇一一年から能登島の耕作放棄地を活用した芋焼酎生産の取り組みを始め、一四年からはのとじまファームと連携して活動している。これまでは黄金千貫(こがねせんがん)という品種を栽培して加工してきたが、今回は甘みが強い紅はるかを初めて育てた。焼酎はフルーティーで、ふくよかな味わいという。

 三日は、三年生十二人が、旅館など計二十五軒を回った。藤沢史歩さん(21)は「焼酎一本で一平方メートルほどの耕作放棄地を有効活用できるので、取り組みが耕作放棄地を減らすきっかけになるといい」と話した。

 星稜紅は、旅館のほかに県内のスーパーや酒店、東京・銀座にある県のアンテナショップで販売する。七百二十ミリリットル入り千六百二十円で、年間五、六百本の売り上げを目指すという。

 

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