トップ > 石川 > 9月4日の記事一覧 > 記事

ここから本文

石川

繁栄支えた横江荘 東大寺寄進1200年

「東大寺領横江荘遺跡」をテーマとしたシンポジウムをPRする市教委の担当者=白山市役所で

写真

来月14日、白山でシンポ

 白山市と金沢市にまたがる国史跡の旧荘園「東大寺領横江荘(よこえのしょう)遺跡」をテーマとしたシンポジウム「平安のドラマ・横江荘は語る」が十月十四日、白山市民交流センターで開かれる。荘園が東大寺(奈良市)に寄進されて今年で千二百年。主催する白山市教委は、節目の年に遺跡をPRしていく考えだ。

 遺跡は奈良時代から平安時代にかけての荘園跡で、広さ約六・四六ヘクタール。正倉院(奈良市)蔵の東大寺文書には、横江荘は桓武天皇の皇女の遺領で、八一八年に東大寺に寄進されたと記載されている。

 一九七〇(昭和四十五)年に荘園の管理施設「三宅(みやけ)」と墨書きされた土器などが見つかり、二年後に荘園遺跡として初めて国史跡に指定された。

 シンポジウムでは、横江荘を長年研究する大阪歴史博物館の栄原永遠男(とわお)館長、島根大法文学部の大橋泰夫教授が記念講演する。講演後、国立歴史民俗博物館(千葉県佐倉市)の吉岡康暢名誉教授が司会を務めるパネルディスカッションが開かれる。

 市教委の担当者は「地元でも遺跡を知らない人が多い。地域の方はもちろん、幅広い方に参加して歴史のロマンを感じてもらえれば」と話している。

 シンポは午後一時半から四時四十五分まで。申し込み不要で、入場無料。(問)市教委文化財保護課076(274)9579

  (冨田章午)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索