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復旧支えた能美人 福井地震70年

被災当時小学6年の児童が描いた震災を伝える絵=能美市防災センターで

写真

17日まで特別展

惨状語るパネル、被災児の絵

 発生から七十年を迎えた福井地震を伝える特別展「巨大地震 昭和二十三年福井地震〜そのとき能美の先人は〜」が、能美市防災センターで開かれている。十七日まで。月曜休館だが、十七日は開館する。

 福井地震は一九四八(昭和二十三)年、福井県北部を震源に発生し、マグニチュード(M)は7・1。同県内で三千七百二十八人が犠牲者になり、三万五千三百八十二棟が全壊した。地震後、戦国時代に福井から能美市に移住した同市道林町の住民が救援物資を船に積んで福井に渡り、復旧工事などに当たった。

 会場では、地震で倒壊した校舎や青空教室を写した当時の写真や地震の被害を伝えるパネル、震災体験者が書いた手記、被災地を記録した映像など約五十点を展示。当時の小学六年の児童が描いた震災の絵もあり、燃え盛る家屋や折れ曲がった線路を描いた絵画から地震の惨状が伝わる。

 九、十六両日午後二時からは、道林町の住民グループが作った福井地震を伝える紙芝居「福井地震と子供たち」の上演もある。特別展を主催した能美市危機管理課の木津則昭さんは「隣県であった巨大地震を知り、市民には地震に備えてほしい。能美の先達が見せた助け合いの心も知ってもらえれば」と話している。 (吉野淳一)

 

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