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白山麓の食材でメニュー 吉野工芸の里 関学大生、水車小屋をカフェに

児童と一緒にジオカフェのメニューを考える関西学院大生(左)と佐山浩教授(中)=白山市の吉野工芸の里で

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 白山市吉野の吉野工芸の里で、関西学院大総合政策学部・佐山浩教授のゼミの白山麓実習が行われている。一日にはイベント「水車小屋でジオカフェづくり」があり、参加する学生六人と地元の児童十七人が白山麓の食材を使ったオリジナルメニューを考えた。(都沙羅)

 白山麓実習は、地元の人たちと交流して地域活性化について実地で学ぼうと、佐山ゼミが毎年開催している。九年目の今年は八月二十九日〜今月三日の日程で、学生らが同施設に宿泊して行われている。佐山教授は「現地の人の苦労や活動を続けることの難しさを学生に肌で感じてもらえれば」と話す。

 昨年は同施設内で約二十年使われていなかった水車小屋を「復活」させた。今回はこの水車小屋を使ってカフェとしての活用策を探ろうと、オリジナルメニューの考案を目指している。

 イベントでは、学生が市全域をエリアにした白山手取川ジオパークや周辺の自然環境について説明。児童らはジビエ料理を楽しみながら学び、メニューを考えた。地元産トマトを器にしたチャーハン、かきもちのスプーンにカボチャプリンのパフェなど五つのアイデアが出た。

 同市白嶺小学校一年の山本怜旺(れお)君(6つ)は「具だくさん豚汁」を考案。「辛いのが大好き。剣崎なんばがいっぱい入っている」と笑顔を見せていた。アドバイスした実習生代表で同大四年の角谷有樹音さん(22)は「地元の人たちの考えを身近に感じることができ、何をすればいいのかが分かる。社会人になっても信頼関係を築くヒントになるかも」と話していた。

 アイデアは今後実現性などを探り、白山麓でのイベントや祭りで限定販売することを考えている。

 

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