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蓬莱島の景石 元の姿に 兼六園で復旧工事

雨の中、転倒していた霞ケ池蓬莱島の景石を重機でつり上げる造園業者ら=金沢市の兼六園で

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 県は二十九日、金沢市の兼六園にある霞ケ池の蓬莱島で、倒れた景石を元に戻す工事を実施した。秋の行楽の時季を前に、象徴的な景色の復旧に取り組んだ。

 景石は高さ二・二メートル、幅一・二メートル、奥行き〇・八メートルで、重さが約二トンある。六月に何らかの原因で倒れているのが見つかった。県金沢城・兼六園管理事務所によると、長い年月をかけて次第に傾きが増し、倒れたとみられる。

 県は工事の手法などを文化庁と協議。二十三日から池の水位を下げて重機が入れるようにするなど準備を進めてきた。

 工事では、時折雨が強く降る中、倒れた景石をクレーンで持ち上げ、位置や向きを慎重に調整しながら設置し直した。今後、仮設の設備を撤去して水位を戻す作業をし、来週には元の姿に戻るという。同事務所の藤村秀人所長は「景石は景観上も重要。元の姿をあらためて楽しんでいただければ」と話した。 (横井武昭)

 

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