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花き市場の今後検討 有識者会合 数、金額ピーク時の6割

市公設花き地方卸売市場を視察する委員ら=金沢市二口町で

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 金沢市の卸売市場の今後のあり方を検討する有識者による二回目の会合が二十八日、同市二口町の市公設花き地方卸売市場であり、同市場の現状と課題が報告された。

 検討会は、卸売市場の規制緩和などを盛り込んだ改正卸売市場法などの成立を受け、市中央卸売市場(西念四)の再整備のあり方や法改正の影響などを検討しており、同法の影響を受ける市公設花き地方卸売市場も対象にした。

 市によると、一九八七年に開場した同市場は、全国でも少ない花き単独の公設地方卸売市場。市内には民設の花き市場もあり、こうした中核市は金沢を含めて全国で三市のみという。

 同市場の二〇一七年度の取扱数量は二千百四十三万一千本・鉢、取扱金額は十三億七千三百万円で、ともにピーク時の六割程度に減少。課題として、生産者の高齢化と後継者不足による生産量の減少で地方市場では集荷力が低下し、ライフスタイルの変化などで花きの需要も減っていることなどが報告された。

 山田裕農林水産局長は委員からの質問に「民間は小回りが利き、行政は安定供給という面でメリットがあるが、民間でもできないわけではない。どんな形でやるのか、それを含めて考えていく必要がある」と述べた。政府は改正法に基づく基本方針や省令を十月ごろに示す見通しで、次回会合はその後に開く。 (本安幸則)

 

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