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外来種ハチ 県内初発見 白山に「タイワンタケクマバチ」

県内で初めて見つかった「タイワンタケクマバチ」の標本=白山市の県ふれあい昆虫館で

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雌は毒針 見たら昆虫館に連絡を

 白山市の県ふれあい昆虫館は二十八日、外来種のハチ「タイワンタケクマバチ」が県内で初めて発見されたと発表した。繁殖力が強く在来種のハチの生息域を脅かす恐れもあり、同館の石川卓弥学芸員は「心当たりのあるハチを見たら、触ったりせず昆虫館に連絡をしてほしい」と話している。(都沙羅)

 タイワンタケクマバチは台湾や中国、インドなどに分布。全身が黒くて体長二五ミリほど。主に竹林に生息し、竹に穴を開けて内部に巣を作る。雌は毒針を持っている。

 六月十二日に白山市千代野東の住宅街で雌一匹が見つかった。野々市市の男性が採集し、同館に問い合わせて発覚。石川学芸員は昆虫専門誌「月刊むし」の九月号で報告した。

 国内では二〇〇六年に愛知県で初めて発見された。以降、岐阜、静岡、兵庫、岡山、長野、福井などの各県で見つかるなど生息域を広げている。営巣した竹材が中国などから輸入された際に、国内に入ったとされる。

 繁殖力が強く、愛知県内では在来種のキムネクマバチよりも個体数が多い地域もあるという。タイワンタケクマバチに寄生するダニも外来種になる。キムネクマバチに寄生して悪影響を与える可能性も指摘されており、情報提供を呼び掛けている。(問)同館076(272)3417 

 

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