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ドクターヘリ 連携確実に 県立中央病院 来月開始控え訓練

訓練で救急車からドクターヘリに患者を運び込む救急隊員ら=金沢市田島町で

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医師や消防 患者引き継ぎを確認

 県のドクターヘリが九月下旬から運航を始めるのを前に、金沢市の県立中央病院と同市田島町の医王山スポーツセンターで二十七日、関係者が訓練をし、ドクターヘリから病院への患者の引き継ぎの手順や消防機関との連携を確認した。訓練は午前と午後に分けて実施。同病院のフライトドクターやヘリの操縦士、市消防局の隊員ら約三十人が参加した。(蓮野亜耶、堀井聡子)

 午前は県立中央病院でドクターヘリから患者を降ろした後、待機していた病院スタッフらが患者をストレッチャーに移し、手術室へ運び込むまでの流れを確かめた。

 午後は市消防局との連携訓練を行った。車が高さ十メートルの崖から転落し、運転手が体の複数の箇所に外傷を負ったことから消防局がドクターヘリを要請。ランデブーポイント(離着陸場所)の医王山スポーツセンターまで救急車で患者を搬送した。

 要請の十分後、県立中央病院からヘリが到着。フライトドクターらが救命処置をし、救急隊と協力して患者をヘリに運び込んだ。

 フライトドクターの明星康裕さんは「ドクターヘリは医師を患者の元に運び、一秒でも早く治療ができるものと捉えてほしい。そのためにも、消防との連携を密接にして安全に運航させたい」と意欲を語った。市消防局の羽場伸矢次長は「一刻も早く医療行為をすれば、救命率向上と後遺症の低減につながる。傷病者の立場に立った運用を考えていきたい」と話した。

 ヘリは操縦士や医師、看護師と患者ら最大で七人が搭乗できる。人工呼吸器、心電図などを搭載。通常、県立中央病院屋上のヘリポートで待機し、一一九番を受けた消防機関が患者の容体をもとに判断し、県立中央病院に出動を要請する。

 

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