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小松で合宿 鍛えた泳ぎ 名城大水上競技部 50年

練習に励む名城大水上競技部の部員=小松市末広町で

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 名城大(名古屋市)の水上競技部が、小松市で合宿を始めて今年で五十年の節目を迎えた。部の初代主将で、小松市水泳協会会長の八田幹也さん(82)=同市安宅町=が誘致したのが始まり。部を六十年前に創設した八田さんは「五十年も小松で合宿が続いてきた大学の体育会はない。誇りに思う」と喜ぶ。(長屋文太)

初代主将が誘致「誇り」

 八田さんは中学校で野球部に入部したが、中学三年の十五歳で水泳を始めた。高校は水泳部で、国体に出場した。一九五七(昭和三十二)年、名城大に入学。水泳部はなかったため、硬式野球部に入ったが、大学二年の時、水泳同好会を立ち上げた。

水上競技部への思いを語る初代主将の八田幹也さん=小松市内で

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 実績をつくり、早く部に昇格させようと、中部学生選手権大会に出場し、背泳ぎ100メートル、200メートルに出場。いずれも準優勝。寮の友人を勧誘し、仲間も増やした。努力が実り、三年生になった春には部に昇格。競泳以外の選手の入部も見越して水上競技部と名付けた。当時の部員数は五人。「勝ち負けは大事じゃなく、仲間と水泳ができるという喜びが一番だった」と振り返る。

 現在、部員は十六人。二〇〇七年以降、三人の全国大学選手権(インカレ)に出場する選手を輩出するなど、着実に力をつけてきた。今年も二十四〜二十六日に、同市末広町の末広屋外水泳プールで、合宿している。八田さんは「毎年、部員に会えてうれしい。今後も部員同士仲良く水泳に取り組み、人間性も高めてほしい」と話す。

 三年の斉藤巧主将(20)=岐阜県各務原市=は「五十周年ということで、改めてつながりの深さを感じた。次の十年に向けて、楽しく競技を続けられるよう頑張る」と大先輩の思いを受け止めていた。

 

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