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ナマ雄姿 一打に沸く 京田選手応援バスツアー

京田選手のヒットをもろ手を挙げて喜ぶ参加者=名古屋市のナゴヤドームで

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全てかっこいい/一体感最高

 プロ野球中日ドラゴンズでプレーする能美市出身、京田陽太選手(24)の第十三回後援会通信をお届けします。今回は、ナゴヤドームでヤクルト戦が行われた十二日、後援会が企画した会員限定の応援バスツアーに同行してみました。京田選手のプレーを生で堪能したのはもちろん、後援会員だからこそ楽しめるツアー特典や応援の様子を密着取材してきました。後援会は今後も応援バスツアーなどを開きます。興味が湧いたらぜひ、後援会加入と次回ツアーへの参加を!(吉野淳一)

 午前七時、参加者は眠い目をこすりながら能美市寺井地区公民館前に集合。今回は石川、富山両県から七〜七十九歳の三十八人が参加した。最も遠方から訪れたのは七尾市矢田町の会社員小賀康広さん(44)。「午前五時には家を出た。すごく眠いけど、京田のためなら全く苦じゃないです」

京田陽太選手と記念撮影するツアーの参加者=名古屋市のナゴヤドームで

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 道中、参加者は本紙販売店が配った本紙と中日スポーツで、3安打を放った前日の京田選手の活躍をチェック。一緒に参加した友人と野球談議に花を咲かせる一方、応援タオルが当たる抽選会で盛り上がった。

 ナゴヤドームには午前十一時前、到着した。バスを降りた参加者はどことなくそわそわした表情。というのもこの後、京田選手と記念写真が撮れるツアー特典が待っている。待機場所はグラウンドにつながる関係者用通路。普段は入れない場所で「三代目ミスタードラゴンズ」で、野球解説者の立浪和義さんが目の前を通る一場面もあった。

 「おっ!」。待つこと一時間。練習を終えた京田選手が姿を現すと、参加者から拍手と歓声が湧き起こった。はにかんで笑う選手にカメラを向ける会員。記念撮影の後、後援会長の中町光教さん(64)=能美市緑が丘=が「(県立野球場であった)五月のヤクルト戦はヒットがなかった。今日は必ず打って」と激励して、苦笑いを浮かべた選手と固く握手した。小松市矢田野町から母親の山形陽子さん(41)と訪れた新夏(にいな)ちゃん(6つ)は、傍らでその様子を見つめながら「ずっと会いたくて楽しみだった。全てがかっこいい」と、満足げな笑みを浮かべた。

 実は、この日は年に数回ある「昇竜デー」。全来場者に、レプリカユニホームと七回の攻撃前に飛ばす風船が配られた。昼食休憩後、参加者は会員用に手配された一塁側内野席に集合。そろいのユニホームに袖を通し、試合開始を待った。

 午後二時、プレーボール。京田選手に打席が巡るたび、後援会員からひときわ大きな声援が飛ぶ。しかし七回裏の第三打席までヒットはなし。凡退のたびに、大きなため息が漏れた。

 試合は八回を終えて1−0で中日リード。だが、九回表にまさかのツーランなどを浴び、1−3と逆転を許してしまう。敗色濃厚の展開に、帰り支度を始めるドラファン。しかし後援会員は相変わらず高揚していた。九回裏、京田選手に第四打席が巡ってくるからだった。

 そして、その瞬間はやってきた。2死から京田選手が左前打を放つと、後援会員はもろ手を挙げて絶叫。この日、一番の盛り上がりを見せた。金沢市長坂町の会社員九谷秀明さん(54)は「負けたのは悔しいけど、京田が最後に一本打ってくれたから満足」とほくほく顔。能美市大成町の上野沙也加さん(28)も「かっこよかった。初めて球場で観戦したけど、応援の一体感が最高だった」と興奮気味に語った。

 午後十時前、市寺井地区公民館前に到着した。この日は日曜日。至福の休日はあっという間に終わり、翌日からは仕事などが始まる。それでも京田選手の一振りに元気をもらった参加者は、それぞれ軽い足取りで家路に就いた。

 

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