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石川

若者 自然に学ぶ夏

星稜大生、海の漂着物を調査

プラ、発泡スチロール 大半

ヒラメの稚魚を放流する学生ら=羽咋市の釜屋海岸で

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 金沢星稜大の学生らによる海辺の漂着物調査が二十三日、羽咋市の釜屋海岸であった。八百六十個余りのごみを拾い集め、プラスチック類が約50%、発泡スチロール類が約40%と大半を占める結果が出た。

 県とクリーン・ビーチいしかわ実行委員会、羽咋市、羽咋郡市広域圏事務組合と、金沢星稜大の池田幸応教授のゼミ生、県のインターンシップ(就業体験)中の学生ら六十一人が参加。ヒラメの稚魚二百五十匹の放流もした。

 金沢星稜大二年の沢村奏実さんは「元々海は好きで、クリーン・ビーチいしかわの活動に参加したこともある。海をきれいにする気持ちを持っていたい」と話した。池田教授は「次代を担う人材として、海の資源や海が持つはるか大きな力を知って考えることが必要で、次の世代に伝えてほしい」と期待した。

 漂着物調査は、波打ち際から陸地に向けて、十メートル四方の調査区画を六区画設定し、プラスチック類やゴム類、発泡スチロール類など八種類に分類して拾い集めた。

 例年、羽咋市の小学生が参加しているが、猛暑による熱中症事故防止のために取りやめた。 (小塚泉)

大妻女子大生、穴水でゼミ合宿

ツバキの茶葉作り体験

楠久雄会長(左)からツバキの葉茶の説明を聞く大妻女子大の学生たち=穴水町鹿波で

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 大妻女子大(東京)の細谷夏実教授=環境情報学=のゼミ合宿が穴水町で開かれている。学生らは二十三日、町民との交流を深め、楽しい学びのひとときを過ごした。穴水で行う同ゼミの合宿は四年目を数えるが、町と同大が七月に包括連携協定を結んでからは初めての実施となる。

 この日午後、三年の女子学生七人は鹿波地区を訪れ、地元住民でつくる「鹿波椿保存会」の楠(くすのき)久雄会長(70)から、同会が取り組むツバキの葉茶やオイルの説明に耳を傾けた。ツバキの茶葉作りも体験し、「おいしい」「飲みやすい」と言いながら、試飲していた。

 笠原比奈子さん(21)は「ツバキ葉茶は『和』の感じがして、日本料理にぴったりです」と笑顔だった。鹿波地区の前には、曽良地区で地元住民が郷土料理を提供する「かあさんの学校食堂」を訪れ、ランチを味わった。

 海洋や里海の教育に取り組む細谷教授のゼミは、卒業した元ゼミ生が同町地域おこし協力隊を務めた縁で、二〇一五年から町内で夏季合宿を行う。包括協定を締結した一環で、学生らは、十月に同大で開かれる公開講座で、今回の合宿で学習した穴水の文化や産業を初めて発表する。

 二十六日まで町に滞在する。ボラ待ちやぐら漁やカキの生産に取り組む町民と触れ合い、能登中居鋳物館を見学する。

 (田井勇輝)

 

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