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幻想の沈金 色あせず 輪島で来月から 三谷さん追悼展

県輪島漆芸美術館に貸し出される三谷吾一さんの作品「空に舞う」=金沢市の中日新聞北陸本社で

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本社所蔵品も貸し出し

 文化功労者の漆芸家、三谷吾一さん(享年九十八)の没後一周年追悼展が九月八日から輪島市の県輪島漆芸美術館で開かれる。沈金の表現を追求し、彩り豊かで幻想的な作品を生みだした。中日新聞北陸本社(金沢市駅西本町)の所蔵作品など五十五点余を展示し、足跡を振り返る。

 三谷さんは一九九四年に中日文化賞を受賞し、二〇〇八年の日展入賞作「空に舞う」を北陸本社に寄贈した。作品は鳥や太陽、月を幻想的に表現している。

 二十三日に北陸本社を訪れ、作品の状態を調べた同館主任学芸員の寺尾藍子さんは「エルジー粉やパール粉を用い、柔らかく淡い色彩から一歩進んで、色を自在に表現している。箔(はく)自体の輝きも味方につけている」と話した。

 展示は十一月五日まで、会期中無休。 

  (押川恵理子)

 

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