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能美で国造ゆずハチミツ作り 趣味で養蜂 本佐さん、森本さん

【上】国造ゆず由来のハチミツ【下】巣箱の前で養蜂について語る森一成さん(左)と本佐盛明さん=能美市辰口町の森さん方で

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 趣味で養蜂を続けている能美市大口町の本佐盛明さん(72)と金沢市八日市の森本守光さん(64)が、能美市特産の「国造ゆず」由来のハチミツを作った。ユズらしい爽やかなかんきつ系の香りが特徴で、お裾分けした友人らから大好評という。(吉野淳一)

すっきり甘み魅力

 国造ゆずは、同市和気町のゆず団地にある七百本の果樹で栽培されている。二人は開花期の四〜六月、農家の協力を得て団地内に三箱の巣箱を設置。約九万匹のミツバチを放し、約六十キロのハチミツを収穫した。ゆず団地でハチを放すのは農家にとって、効率よく受粉させるメリットがある。

 本佐さんによると、国造ゆず由来のハチミツは、ほかの花由来のハチミツに比べ、すっきりとした甘みも魅力という。「ヨーグルトやホットケーキと抜群に合う。国造ゆずの果汁と混ぜて、ドリンクにしてもおいしい」と話す。

 二人が養蜂を始めたのは能美市辰口町の森一成さん(66)との出会いがきっかけ。森さんは十年ほど前、勤めていたIT会社の退職を機に、自宅のベランダで、趣味でミツバチを飼い始めた。「自宅で育つ藤の花にいつもミツバチが寄ってきた。それを見て始めようと思った」と振り返る。二人とは、そば打ち愛好会を通じて知り合い、一昨年に養蜂を勧めた。森さんは「二人は『ハチ友』」と笑う。

 国造ゆず由来のハチミツは現在、安定した収量が見込めないため、販売はしていない。本佐さんは「名刺代わりに知人友人に配っているが、とても喜ばれる。今後は農家らとも連携し、国造ゆずのPRにも貢献できたら」と語る。

 

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