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石川

神秘の洞窟 一躍注目 16年 日本遺産認定「石切り場」

透き通った水が美しい石切り場跡=小松市鵜川町で

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夏もひんやり 快適冒険

 二〇一六年に日本遺産に認定された「小松の石文化」のスポットとして、小松市鵜川町の石切り場跡が注目されている。最近まで地元住民すらほぼ知らない場所だった。鵜川、遊泉寺、立明寺各町の住民でつくる「鵜遊立地域活性化委員会」が、日本遺産認定後から希望者向けに案内を始め、見学者が増えている。ガイドとともに、神秘的な洞窟の世界を巡った。(竹内なぎ)

 活性化委員でハニベ巌窟院(立明寺町)代表の都賀田(つがた)明美さん(54)が案内してくれた。入り口に近づくと、洞窟から吹き出す冷気が身を包む。足を踏み入れるとひんやりと涼しく、奥では年中一二度ほどという。真夏の行楽にぴったりだ。

 洞窟内は真っ暗で、ライトで照らしながら迷路のような道をゆっくり進む。「訪れた人は冒険みたいと楽しんでくれる」と都賀田さん。見どころは、五カ所ある天井から染み出た水がたまった水場で、底が見えるほど透き通っている。

 危険な箇所もあるため、必ずガイドが引率している。委員会によると、認定以前は見学者はほぼいなかったが、今年は既に約五十人案内した。「最近は週二、三回は案内している」(都賀田さん)という。

 委員会は、若者や市外の人にも石切り場跡を知ってもらおうと、十九日に洞窟内で一日限定のカフェを初めて開く。菓子店など四店が並び、ベトナム製ランタンで幻想的な雰囲気を演出した空間の中で、飲食を楽しめる。事前にチケット(大人五百円、小中高生三百円)の購入が必要。

 地区には、コマツ生誕の地である遊泉寺銅山などの名所もある。都賀田さんは「今後は三町の名所を巡る企画も考えていきたい」と意気込んでいる。(問)ハニベ巌窟院0761(47)3188

 

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