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土砂災害の恐さ 百万貫岩は語る 児童ら手取川アウトドア教室

百万貫の岩を見学する児童ら=白山市白峰で

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 土砂災害などに関して学ぶ「手取川アウトドア教室」が十日、白山市の白山麓であった。白山、野々市、能美、小松、川北の四市一町の児童や保護者計六十人が参加し、白山市白峰の県天然記念物「百万貫の岩」や手取川ダムを見学して土砂崩れを防ぐ砂防やダムの役割について学習した。

 四市一町でつくる手取川流域開発期成同盟会と国土交通省金沢河川国道事務所が主催した。児童たちは白山砂防科学館(同市白峰)で、3D映像などを見て百万貫の岩(高さ十六メートル、重さ約四千八百三十九トン)がなぜ現在の場所にあるのかを学習。一九三四(昭和九)年の大洪水で約三キロ上流から流出したことを学んだ。

 続いて岩のある手取川上流の牛首川にバスで移動し、触ってみたり、周囲(五十二メートル)を歩いたりして見学した。野々市市館野小学校四年の西美月さん(9つ)は「百万貫の岩を初めて見たが、予想以上に大きくて驚いた」、能美市浜小学校四年の得川(えがわ)天汰君(9つ)は「こんな重そうな岩が流れるなんて、土砂災害になると大変なことになるんだなと思った」と話していた。

 この後に手取川ダムを見学した。同市吉野の吉野工芸の里では洪水が起きる可能性がある場合にいつ、どこへ逃げるかなどを確認する「マイタイムライン」を作り、防災意識を高めた。 

  (鴨宮隆史)

 

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