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未来へ延びる 箔の輝き 8月9日 親子教室など

箔打ちを披露する関係者ら=金沢市東山の宇多須神社で

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 8月9日の「箔(はく)の日」にちなんだイベントが同日、金沢市内各地で開かれた。県箔商工業協同組合は東山の宇多須神社を参拝し、業界の発展を祈願。近くの市安江金箔(きんぱく)工芸館では、小学生と保護者を対象とした「親子金箔教室」があった。(村松秀規)

 箔の日は一九七一(昭和四十六)年、同組合が定めた。神社には組合関係者ら約二十人が参列。おはらいを受けた後、白装束姿になった箔業界の若手二人がつちで金箔を打ち延ばす動作を披露した。

 蚊谷八郎理事長は「需要が減っていることから伝統産業は厳しい状況にあるが、金箔を世界遺産に登録申請しており、認められれば日本を代表する産業になるだろう」と話した。

金箔や和紙の実物を間近に見る子どもたち=金沢市東山の市安江金箔工芸館で

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 早朝には同市の卯辰山にある、業界に携わった人の名前が刻まれた「箔業祖記功碑」前で供養式も執り行った。

 工芸館には十四組約三十人の親子が訪れた。組合員の藤野英明さん(61)が、金箔を打ち延ばすために使う和紙や金箔が複数の工程を経てできることを映像や実物を見せながら紹介した。

 参加者は館内の展示室を見学。近くの二店舗で、箸などに金箔を貼り付ける体験もした。参加した静岡市葵区の小学三年、寺尾琴梨さん(8つ)は「金箔は作るのが大変で、苦労して作られていることが分かった」と話した。

 

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