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能登ふぐ発信 懐石ランチ 事業協同組合が考案

(上)地元産のフグを使った料理を味わう参加者=七尾市三島町で(下)能登ふぐ事業協同組合が考案した懐石ランチ

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 県の昨年のフグ類漁獲量が二年ぶりに全国一位になったことを受け、能登ふぐ事業協同組合が、観光客に能登ふぐをPRする懐石ランチを考案した。十二日に、七尾市三島町の料亭「福井亭」で試食会が開かれ、飲食業者や観光業者ら約三十人が、地元のフグを使った料理に舌鼓を打った。(松村真一郎)

普及へ七尾で試食会

 試食会で扱ったのは、高級なトラフグではなく、マフグやゴマフグといった比較的安価な種類。切り身と白子に大葉を巻いた揚げ物や白子入りの茶わん蒸し、刺し身など八品を並べた。

 参加者は、一品ずつ味わいながら、地元産のフグを使った多彩な料理を楽しんでいた。金沢市から参加した戸藤正美さん(63)は「揚げ物がおいしかった。能登ふぐの知名度が上がり、観光客が来てくれるといい」と満足そうだった。同組合によると、加盟している飲食店などでは、フグを使ったランチを提供している店舗はない。杉原省理事長は「今回の試食会を機に、能登各地でランチが出されるようになり、観光プランの一つに取り入れてもらいたい」と話した。観光客向けのランチは、三千五百円程度を検討しているという。

 農林水産省の調べでは、県のフグ類の漁獲量は、二〇一五年まで五年連続で全国一位。一六年は四百七十三トンで、北海道と島根県に次ぐ三位だったが、昨年は約六百トン(速報値)で、再び一位に返り咲いていた。

 

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