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中能登の古民家「旧丹後邸」 発酵文化研究・発信拠点に

(上)どぶろく研究会が活用を目指す旧丹後邸=中能登町能登部上で(下)杉本栄蔵町長(左)にどぶろく研究会の要望書を渡す山田省悟会長=中能登町役場鳥屋庁舎で

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 中能登町の住民グループ「『こだわり米』中能登どぶろく研究会」は十二日、町が管理する古民家「旧丹後邸」を、能登で盛んな発酵文化を研究・発信する拠点にしたい考えを町に説明し、杉本栄蔵町長に要望書を提出した。(中川紘希)

住民グループ、町長に要望

 旧丹後邸は、切り妻屋根に大きな三角の妻壁の「あずまだち」が特徴的な建造物で、繊維業で成功した実業家が一九三三年に建てた。二〇一五年に町が寄贈を受けたが、活用法が課題となっている。

 同会は、どぶろくと発酵食品を生かした地域活性化を目指しており、旧丹後邸の土倉でみそやしょうゆ、かぶらずしなどの発酵食品を研究する方針。観光客向けには食品製造を体験してもらい、離れを試食スペースにする考えだ。将来的には能登全域の発酵文化の発信拠点を目指す。

 会長を務める山田省悟県議が杉本町長に要望書を手渡し、会員が活用法を説明。杉本町長は「旧丹後邸の有効活用にもつながる。町のにぎわいを創出してもらえれば」と歓迎した。

 同施設の活用策では、議会から建築時期が不明の離れを取り壊す意見が出ており、町側は来月の全員協議会で研究会の提案を説明する方針。

 

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