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糖質制限チョコバー人気 甘い物、我慢しないで

糖質制限チョコバーを開発した玉井雄一朗さん=小松市安宅町で

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小松の洋菓子店 玉井さん開発、2万本売る

 健康志向の高まりで注目を集める「糖質制限」をチョコでも−。小松市安宅町で四月、開業した洋菓子店「YU SWEETS」が製造販売する糖質制限チョコバーが、人気を呼んでいる。店主の玉井雄一朗さん(35)が、甘さはそのままで材料を工夫し、糖質を約四分の一にカットした。「ダイエット中や糖尿病が気になる方にも、甘い物を我慢せず食べて、幸せな気持ちに浸ってほしい」と話す。(長屋文太)

 玉井さんは大阪市の調理師専門学校を卒業後、堺市内のホテル、ケーキ屋で九年間、パティシエとして働いた。五年前に結婚。自然豊かな子育ての環境を求め地元・小松に戻った。父親が経営する小松駅高架下のうどん店「小松うどん道場つるっと」で手伝いつつ、いつかは自分の店を出すという夢を抱き、うどん店の一角で、少しずつ自作のケーキやクッキーなど洋菓子を売るようになった。

パックでも販売されているチョコバー

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 チョコバーを開発したのは三年ほど前。三歳と二歳の息子を持つ父として、健康的な食事の大切さを意識したのがきっかけだった。菓子作りには生地の食感を良くするため砂糖と小麦粉は欠かせない。だが両方とも糖質が高い。これらの材料の代わりにトウモロコシのでんぷんで作った甘味料「エリスリトール」ときな粉を使った。糖質が低いチーズや生クリームの量を多めにし、生地を薄く延ばすなど工夫を重ね、しっとりした食感にこだわった。

 味はミルク、ビター、ホワイト、抹茶の四種類。一本二十五グラムで、三年前の発売開始から累計で二万本を売り上げた。加賀市など遠方の常連客も現れた。チョコバーの人気も踏まえ、念願の洋菓子店を地元の安宅町にオープンした。

 店舗は母親が経営していたスナックを改装した。カウンターには百年以上前に製造された電気スタンドを置き、木目で落ち着きある椅子や机など欧米の骨董(こっとう)家具で飲食できるスペースも設けた。「いろんな商品を並べているけど、一番の売れ筋はチョコバー」と笑う玉井さんは「医療関係でも需要があるはず。もっと販路を広げたい」と意気込んでいる。店は第二・四水曜日と木曜日は休み。午前十時半から午後七時。(問)YU SWEETS0761(66)8107

 

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