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自販機で九谷焼アクセ 業界初 来月「茶碗まつり」登場

(上)九谷焼伝統の柄が印刷された自販機「九谷焼ガッチャン」(下)自販機で販売する九谷焼のアクセサリーの一部=いずれも能美市三道山町のシマサキ陶器で

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 増え続ける外国人観光客を狙い、県内の九谷焼作家や販売業者でつくる「九谷焼自販機販売グループ」が、九谷焼のアクセサリーを買える自販機「九谷焼ガッチャン」を開発した。陶磁器を売る自販機は焼き物業界で初めて。五月三〜五日に能美市で開かれる北陸最大の陶器市「九谷茶碗(わん)まつり」でお披露目し、祭りの後は首都圏への設置を目指す。(吉野淳一)

 自販機はたばこ用のものを使用。正面と両側面に九谷焼伝統の「吉田屋風」「赤絵」「青粒」の柄をプリントした。料金を投入してボタンを押すと、たばこ大の箱(縦十センチ、横五・五センチ、高さ二・五センチほど)に入った商品が出てくる。

 商品は七種類で県内の作家や窯元が作った。「身に着ける九谷焼」がコンセプトで、ひもを穴に通したり、接着材で付けたりすれば、ブローチや帯留めとして使える。お守りや富士山など幸運を呼ぶ和のテーマをモチーフにした商品が中心だが、中には妖怪を表現した作品も。千〜二千円。計画を主導したシマサキ陶器(能美市三道山町)の嶋崎信之さん(60)は「外国人は日本人以上にラッキーアイテムが好き」と狙いを語る。

 グループは二〇二〇年の東京五輪を見据え、外国人観光客向けのお土産として、一六年から自販機を企画してきた。自販機は今後もう一台作り、東京駅や羽田空港、成田国際空港への設置を目指す。嶋崎さんは「商品はどれもかわいくてクール。きっと好みの作品が見つかるので九谷茶碗まつりに足を運んで」とPRしている。祭りは三日間とも午前八時半〜午後六時。自販機は会場の本部テントの隣に置く。

 

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