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金沢美大の原点に迫る 「美専」開校時の作品、資料展示

北出塔次郎のデビュー作やコレクションを紹介する加藤謙一主査=金沢美術工芸大美術工芸研究所ギャラリーで

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 金沢美術工芸大の前身の「金沢美術工芸専門学校(通称・美専)」が開校したころに焦点を当てた企画展が、金沢美術工芸大内の美術工芸研究所ギャラリーで開かれ、貴重な作品約30点や記録資料が展示されている。6月30日まで。

 美専は戦後すぐの1946(昭和21)年11月に開校。「非戦災の土地として、芸術文化の力で復興する義務がある」といった趣旨が書かれた設立認可申請書や初代校長の写真や品物などを紹介している。

 金沢美術工芸大名物の仮装行列が1949、50年に開かれた時のアルバムからは、当時のにぎやかな様子がうかがえる。このほか、現代九谷焼の第一人者で、美専や金沢美術工芸大で教えた北出塔次郎(1898〜1968年)のデビュー作の皿を約90年ぶりに公開している。

 学芸員の加藤謙一主査(43)は「戦後直後に金沢市民の後押しがあって美専が誕生した。市民や新入生らに当時の熱気や歴史を知ってもらえたら」と話した。

 ギャラリーは昨年4月に開設。今年は開館日を2日増やし、平日は午前10時〜午後5時。土曜は午後3時まで。入場無料。 (督あかり)

 

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