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まろやかどぶろく 全国へ 中能登の田中さん

今シーズン初のどぶろくを箱に詰める田中良夫さん=中能登町二宮で

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 国の「どぶろく特区」に認定されている中能登町で、どぶろくを唯一醸造している田中良夫さん(66)=二宮=が十四日、今シーズンの販売を始めた。同町の道の駅「織姫(おりひめ)の里なかのと」に並び始めたほか、全国からの注文に応えるため、出荷作業に追われた。 

町で唯一醸造、出荷開始

 二年前からどぶろく造りに取り組んでいる田中さんは、今年二月に販売許可を取得。これまでは経営する農家レストラン「太郎右衛門」でのみ提供してきたが、今後はより広く売ることができるようになった。

 十月中旬から、約一カ月間かけて仕込んできた。今回は、酒米「五百万石」を使ったこうじと米で甘酒を造り、発酵後に酵母と蒸したコシヒカリを混ぜるという醸造方法を取り入れた。そうすることで、酒に含まれる米粒の芯が残らず、「なめらかで、まろやかな味になる」と話す。

 十四日は、自宅にある醸造所で、どぶろくを入れた瓶を箱に詰める作業をした。北海道から鹿児島県まで注文が来ているといい、「(十六日解禁の)ボージョレ・ヌーボーに合わせて、『どぶろくヌーボー』も、全国の皆さんに楽しんでほしい」と語った。昨シーズンは計三百リットルだったが、今シーズンは来年三月末までに五百リットルを造るという。

 田中さんのどぶろくは、七百ミリリットル入りで税込み千五百円。(問)田中さん0767(76)1204 (松村真一郎)

 

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