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専用電話で医療通訳 外国人患者診療 円滑に

 北陸新幹線金沢開業により来県する外国人が増加する中、外国人患者の受け入れ態勢を整備しようと県医師会は、専用の電話を利用して医療通訳者を介して患者とコミュニケーションを図る実証実験を行う。期間は今月から一年間。県内の三十七医療機関が参加し、需要や利便性などを検証し、導入を検討する。(蓮野亜耶)

県医師会が実証実験

 医師が外国人患者を診療する際、医師が一般社団法人「JIGH」(東京)に電話し、医療通訳者を介して患者と話す仕組み。症状を聞いたり診察結果を伝えたりする作業を円滑に行うことができる。

 JIGHによると、同様のサービスは全国では千四百の医療機関で利用されている。外国人観光客は有名な観光地だけでなく、日本の日常生活を知りたいと、住宅街などに足を運ぶことが多く、普段は外国人がいない地域の医療機関にかかる外国人観光客が増えている。中には日本語も英語も話せない訪日観光客もおり、病歴やアレルギーの有無などの確認が難しいという。

 対応できる言語は英語、中国語、韓国語、タガログ語、ヒンディー語など計十二言語。そのうち、英語と中国語、韓国語は二十四時間対応。患者に負担は求めない。

 県医師会の担当者は「言葉の壁によるトラブルを防ぎ円滑な診療につなげたい」と期待している。

 

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