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カブト対クワガタ 勝者は? 昆虫館独自装置で判定

(上)カブトムシの生体展示を見て楽しむ子どもたち(下)洗濯挟みを使った測定器=いずれも県ふれあい昆虫館で

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 カブトムシとクワガタムシはどっちが強い−。子どもらの関心が高いこの疑問への参考にしてもらおうと、独自の測定器を使ったユニークな実験結果の展示が、白山市の県ふれあい昆虫館二階の特別コーナーで開かれている。十月九日まで。

 カブトムシは頭から伸びる「頭角」と胸から出た「胸角」の間に相手を挟んで投げ飛ばす。クワガタムシは長い大あごを武器にしている。両者の「挟む力」を比べようと、同館では洗濯挟みを挟ませて、電子測定器で数値を調べる装置を自前で作って実験した。

 カブトムシ(計六種)は、金属光沢のあるアトラスオオカブト(実験に使った個体の全長約八二ミリ)が千三百八十七グラムとトップで、世界最大のヘラクレスオオカブト(全長一三五ミリ)は千三百六十グラムだった。体の大きさと挟む力との相関関係は確認できなかった。

 クワガタムシ(計十三種)は、東南アジア一帯などに生息するスラウェシヒラタクワガタが二千七百九十三グラムと最も強く、頭の幅の大きい種類が筋肉量が多いことなどから、挟力も強いことが分かった。両者を比べると、クワガタムシが上位四位までを占めた。

 ただ同館によると、クワガタムシは相手を懐に入れて挟むのに対し、カブトムシはこの工程が必要ないため、実際の戦いではカブトムシの方が素早く動けて有利という。吉田航(わたる)技師は「子どもたちの疑問が少しでも解消できれば。ヘラクレスオオカブトなどの生体も展示もしているので、多くの人に楽しんでもらえれば」と話している。 (鴨宮隆史)

 

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