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ショパンの時代の曲 知って ピアニストの金澤さん

「音楽史には多くの埋もれた曲がある」と語る金澤攝さん=金沢市片町の茶房犀せいで

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17日からトークライブ

 西洋音楽史に埋もれた作曲家の曲を掘り起こし、楽譜収集や演奏活動をしている金沢市在住のピアニスト、作曲家の金澤攝(をさむ)さん(58)が十七日から四回シリーズでショパンと同時代に活躍した八人の作曲家の曲を紹介するトークライブ「ピアノ名曲秘史・1816年を探る」を開く。

 金澤さんは十五歳でパリに留学したころから、知られていない音楽家の曲の発掘を始め、これまでに千人以上の作曲家を調査。演奏活動を続けている。

 今シリーズではピアノが現代の形となって欧州で普及し、作曲家や演奏家を輩出した時代の一八一六年生まれの作曲家八人を取り上げる。「クラシック音楽の専門家が知らない作曲家にショパンらのようないわゆる大作曲家に匹敵する才能は数多かった。後年にレコードなどで録音されず知られていないだけ」という。

 「同じ時代を生きただけに、年代によって傾向がある」という金澤さん。「一八一〇年代生まれの人の曲でも、前半は情熱的でアグレッシブな曲が多いのに、一五年以降生まれの作曲家の曲は内省的で深みがある」と分析。初回はF・W・マルクル(ドイツ)とW・S・ベネット(英国)を取り上げ、解説の後に代表曲を演奏。「知らないことを知るのがアート。演奏があったことを見届けに来てほしい」と呼び掛けている。

 会場はいずれも同市片町の茶房犀せい。時間は午後二時から。一般二千円、大学生以下千円(ともに別途ドリンク代が必要)。(問)076(232)3210 (松岡等)

 ◇17日以降の日程

 10月22日(ハスリンガー、マルモンテル)▽11月5日(ボルフ、アンブロース)▽12月3日(レッケル、マイヤー)

 

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