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ジビエを家庭料理に 県が7月から各地で教室 

(上)県産の季節野菜とともに盛り付けられた猪肩ロース肉のロースト(中)猪の押寿し(下)猪肉焼売=いずれも県提供

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 県は、県内産イノシシ肉などのブランド化を進める「いしかわジビエ」について、本年度から県内全域で一般家庭向けのジビエ料理教室を開く。獣肉処理施設も新たに南加賀にも整備される見込みで、利用促進をさらに進めたい考えだ。(並木智子)

利用促進へ課題は価格

 県によると、県内には現在、五カ所の獣肉処理施設がある。獣肉として利活用されたイノシシは、二〇一五年度は四百二十六頭。ここ数年で急増しているものの、全体の捕獲頭数の一割ほどにとどまる。

 県はこれまで利用促進のため、レシピ開発やジビエ料理コンテストを開催。料理を提供する店も四十五店舗と増え、販売店は七店舗あるという。

 新たに始める一般家庭向け料理教室では、ホテルなどの料理人が講師を務める。県内の公民館など十六カ所で、七月から来年三月に開く予定だ。

 一方、課題もある。十八日に県庁であった県内自治体や料理、狩猟の関係者らでつくる「いしかわジビエ利用促進研究会」の会合では、価格の高さや臭みを懸念する声が上がった。

 県によると、イノシシ肉の価格は部位にもよるが一キロあたり四千円ほど。料理関係者からは、栄養素の点など「イノシシが良い理由や前向きな情報があるといい」という意見も出た。

 県里山振興室担当者は、課題を踏まえた上で「まずは食材としての認知度を高めていきたい」と話している。

 

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