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国会再現 金沢で路上音読劇 「共謀罪答弁」笑えます

国会論戦をそのまま再現した音読劇=金沢市広坂で

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市内の劇団「言葉が侮辱されている」

 「共謀罪」法案を巡る国会論戦を再現した路上音読劇が十七日、金沢市広坂のいしかわ四高記念公園前で催された。刑事捜査の対象が大きく広がり、一般市民も萎縮させるとの懸念が指摘される中、閣僚のお粗末な答弁ぶりを伝え、考えてもらおうと市内の劇団が演じた。十九日も開く。(日下部弘太)

 「一般の方々が、一変した場合の組織的犯罪集団に、えー、そのまま属している場合に、その、みなさんが関わり合いを持つ、ということになるわけであります」

 意味不明な答弁に、見ている人だけでなく、演者からも思わず笑いが漏れた。安倍晋三首相や金田勝年法相、野党議員らを演じたのは、劇団「ピースリーディング石川」のメンバー。同公園前で開催中のアピール活動「ピーステント」に合わせて企画した。

 市内の主婦、小原美由紀さん(52)による、言いよどみまで忠実な書き起こしを活用。名札や「国会中継 傍聴大歓迎」のパネルも作った。

 安倍首相を担当した高田伸一さん(55)は「読んでいて迷宮に入っていく感じ。何を言ってるか分からないが、興奮だけはしてくる」と感想。道行く人に「十五分だけでいい。国会を見てください」と呼び掛けた。

 野党議員を務めた浅賀千鶴さん(52)は「質問を投げかけても、何も返ってこない」と憤慨。「言葉が侮辱されている。でも、それを知るのも大事」と話した。

 音読は十九日も午後一時から同市柿木畠のライブ喫茶「もっきりや」で、午後四時ごろから同公園前で実施する。書き起こしはウェブサイト「共謀罪ってなんだ」で見られる。サイト名で検索。

 

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