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LRTでバリアフリーを 金沢 車いすの男性 導入願う

毛利千香志さん(右)に対してLRTの必要性を説明する平野友明さん=金沢市内で

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市民団体取材で

 重い身体障害があり、電動車いすで生活する金沢市福増町の平野友明さん(48)が、バリアフリーの観点から市中心部に次世代型路面電車(LRT)を整備すべきだとの考えを述べた。整備を求める市民団体「金沢・LRTと暮らしを考える会」の会報の取材に答えた。(山内晴信)

 平野さんは二〇〇九年に仕事中の事故で手足が不自由になり、妻克美さん(48)や介助犬「タフィー」(ラブラドルレトリバーの雌、七歳)の手を借りて暮らす。公共交通機関を利用してよく出掛けるが、不便だと感じることもある。

 取材には、バスでは乗り降りの際に段差があり、スロープを設置してもらう場合でも運転手が出し入れに手間取る可能性があることなどを指摘。周囲から冷ややかな視線を感じることもあり「それだったらもう(乗るのは)やめておこう、となる」と話した。

 取材した団体の毛利千香志さん(46)がLRTであれば段差なく乗り降りできることなどを紹介すると「公共交通機関に求めるのは使いやすさ。乗り降りしやすいのは何より重要」と同調した。並行して障害者への理解を深めてもらい「障害者が『車いすを押してください』と負担なく言える状況になれば」と訴えた。

 金沢市は市中心部を通る七・八キロにLRTかバス高速輸送システム(BRT)を導入することを検討している。平野さんはLRT導入を希望し「大いに期待している」と話した。専用走行空間の確保による交通渋滞などが課題とされるが、毛利さんは「導入で車の利用者が減れば渋滞は緩和する」との見方を示した。取材の詳細は会報「金沢LRTだより」五月号に掲載予定。会員以外も団体のホームページから内容を閲覧できる。 

 

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