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囲碁・将棋

伊田王冠が初防衛 第58期王冠戦

六浦雄太七段を下し、初防衛した伊田篤史王冠=13日、岐阜県高山市のホテル穂高で

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 囲碁の伊田篤史王冠(23)に六浦(むつうら)雄太七段(18)が挑む第58期王冠戦挑戦手合1番勝負(日本棋院中部総本部、中日新聞社主催)が13日、岐阜県高山市奥飛騨温泉郷のホテル穂高であった。午後5時2分、174手で白番の伊田が中押し勝ちし、初防衛に成功した。残り時間は伊田が26分、六浦が32分。

 伊田が中盤以降にリードを広げ、王冠戦史上最年少の挑戦者を下した。

 序盤は互いに四隅を打ち合い、ゆったりした展開。伊田は白38(5六)など強気の攻めを見せつつ、白72(8十七)や白80(7二)で着実に地を確保。徐々に優位に立った。

 右辺に活路を求めた六浦は、黒85(14十五)から右下を捨てて、中央を囲う作戦に。その後は広大な中地を巡る激しい攻防になったが、伊田が巧みに打ち回し六浦の勝機をつぶした。

 立会人の伊藤庸二・九段は「序盤は挑戦者のペースかと思ったが、伊田王冠がなかなかチャンスを与えなかった。伊田王冠は形勢判断が的確で熟練ぶりを感じさせる一方、若者らしく目いっぱい強い手を打っていたのが印象的」と話した。

伊田篤史王冠「防衛できほっとした」

 全体的に打ちたい手が打てた。中央がどうなるか分からなかったが、白132(12七)のあたりで見通しが立った。下の世代の六浦七段が挑戦者になって嫌な感じがしたが、防衛できてほっとした。負けたら立ち直れないところだった。

六浦雄太七段「ミス重ね粘りきれず」

 序盤は打ちやすいと思っていたが、ちょっとずつミスを重ねて粘りきれなかったのが残念だ。白70(18十五)でツケコシに備えて守らざるを得なくなったのが苦しく、黒83(9十八)が敗着だった。もっと強くなって来年また挑戦したい。

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