トップ > 岐阜 > 11月9日の記事一覧 > 記事

ここから本文

岐阜

ダンパー代用にゴム、耐震性強化 各務原市の新庁舎

各務原市が建設計画中の新庁舎のイメージ図

写真

 油圧機器大手・KYBの免震・制震用油圧ダンパーの検査データ改ざん問題を受け、二〇二二年完成予定の新庁舎にダンパー導入を計画していた各務原市は、当面、耐震性は免震ゴムの強化で確保することを決めた。ダンパーの納入時期に見通しが立たない中、工期に影響が出ないよう判断した。

 市は新庁舎を災害対策拠点に位置付け、法で定める基準の一・五倍の耐震性が確保できるよう設計した。免震ゴム四十基と油圧ダンパー八基を備える。部品の納入は来年五〜七月、着工は八月を予定した。

 ダンパー最大手のKYBの不祥事で納入時期が見通せなくなったため、鉛の量を増やすなどして強度を高めた免震ゴムで乗り切ることにした。

 免震ゴムだけでも基準の一・二五倍の耐震性が確保できる。ダンパーが納入されれば、順次、庁舎に取り付け「基準の一・五倍」の達成を図る。

 新庁舎は、老朽化した現庁舎の跡地に建設する。すでに庁舎の解体工事は始まっており、対応が急がれていた。国土交通省の担当者は「柔軟な判断は、他自治体の参考にもなる」と話している。

 (大山弘)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索