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入山には携帯所持を マツタケ狩り、美濃で夫婦遭難死

現場の山林を捜索する警察官ら=美濃市須原で

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 美濃市須原の山林で行方不明になっていた同市立花の古田清さん(92)、洋子さん(86)夫婦の死亡が七日、確認された。夫婦は三日ごろ、マツタケ狩り目的で入山して遭難したとみられる。今年はキノコが豊作とされるが、山に入る際には十分注意するように関署が注意を呼び掛けている。

 現場の山林は清さんの所有地で、かつてはマツタケが採れる山として有名だったという。親族らによると、夫婦は山林の管理のため、次男らと一緒に山に立ち入ることはあったが、夫婦二人だけで入ることは十年近くなかった。三十年前ほどから山が荒れてマツタケが採れなくなっており、近年マツタケ狩り目当てで山に入る人はほとんどいなかった。

 今年は隣の長野県などでキノコ狩りに出掛けた高齢者の遭難死が相次いでいる。関署幹部は「山林は同じような景色が続くため、慣れている人でも方向感覚が分からなくなることがある。山を歩く際は携帯電話を持つなどして、各自注意してほしい」と話す。

 清さんは地元の自治会長や寺の総代などを務め、地域のリーダー的な存在だった。立花地区に住む男性(76)は「村の仕事などでいろいろと相談に乗ってくれ、『この人に任せれば安心』という存在だった。亡くなったのは本当に残念」と惜しんでいた。

 (鈴木太郎)

 

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