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メダカ品評会で投票1位 関・近藤さんの「出目黒帝」

突き出た目と長いひれが特徴のメダカ「出目黒帝」

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 趣味でメダカを飼育、繁殖させている内装業近藤健次さん(55)=関市仲町=が、六、七日に名古屋市で開催された「第五回鑑賞メダカ品評会」にデメキンの金魚に似た珍しい形状の「出目黒帝(こくてい)」を出品し、一般投票一位に輝いた。出品二回目の快挙で「まさかの結果に驚いた。全国のブリーダーと交流するきっかけになれば」と顔をほころばせる。

 近藤さんが自宅敷地内に建てた八畳のトタン小屋には、約五十種二千匹のメダカの水槽がひしめく。六センチもある巨大な品種や白黒赤の三色、背中に輝く筋が入ったものなど多種多様。水質や温度に気を配り、繁殖期には毎朝三時間をかけて世話をしている。以前から金魚や熱帯魚を育てており、スペースや手間のかからないメダカに十年前からのめりこんだ。

 品評会は日本メダカ協同組合が主催し、全国から約三百品種の出品があった。出品した出目黒帝は、体長約四センチで、ふっくらとした体に丸く突き出た目が愛らしく、長く透明なひれが幻想的な品種だ。

ずらりと並んだ水槽で多様な種類のメダカを育てる近藤さん=関市仲町で

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 昨年十月に九州の女性から購入した「黒帝」を繁殖させたところ、偶然出目の個体が生まれたという。出目と長いひれは遺伝的に両立が難しいといい、出品者の注目を集めた。業者からも質問が相次ぎ、「どうか譲って」と熱いアピールを受けている。さらに個体を増やそうと水温を調整している最中という。

 メダカの飼育には仲間との協力が不可欠といい、近藤さんは全国を回って愛好家と交流を続けている。「情報交換や個体の譲渡など自分一人で頑張っても無理がある。関にも愛好家はいると思うので、ぜひつながりたい」と呼び掛ける。

 (本間貴子)

 

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