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天下人と関わった池田氏 県博物館、ゆかりの資料展始まる

輝政が活躍した関ケ原合戦の屏風などが並ぶ会場=関市小屋名の県博物館で

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 岐阜ゆかりの戦国大名池田氏にまつわる資料を軸に、戦国時代から江戸幕府成立までの歴史を読みとく特別展「信長・秀吉・家康と美濃池田家 −大御乳(おおおち)・池田恒興・輝政の戦い−」(中日新聞など主催)が十四日、関市小屋名の県博物館で始まった。十一月十一日まで。

 池田氏は現在の池田町出身とされる一族。織田家に仕えた池田恒利の妻、大御乳養徳院は信長の乳母を務めたことで知られる。息子の恒興は信長と豊臣秀吉に仕えた。その子輝政は徳川家康の娘、督姫を妻とし、姫路城を築城した。江戸時代には輝政の子孫が岡山、鳥取両藩の藩主となり、幕末まで栄えた。

 会場には、恒興が命を落とした小牧・長久手の戦いや、輝政が東軍の一員として戦功を上げた関ケ原合戦の様子を記した屏風(びょうぶ)、信長、秀吉が大御乳養徳院や恒興に送った手紙、池田町の龍徳寺にある池田家歴代の位牌(いはい)など約百点が並ぶ。関連展示として、恒興が一時期居住した瑞浪市の小里城跡から出土した茶わんや皿なども展示されている。

 十四日にあった開場式には、関係者や地元の小学生ら九十人が出席。平井克昭館長は「天下人と関わり、激動の人生を送った三人ゆかりの資料をえりすぐりで集めた。三人の感じた栄光や苦悩を感じてほしい」とあいさつした。

 入館料は一般六百円、大学生三百円、高校生以下無料。月曜休館。

 (鈴木太郎)

 

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