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見回り、県内全域に 豚コレラ、イノシシも陽性

 岐阜市内で見つかった野生イノシシの死骸から、家畜伝染病「豚(とん)コレラ」の陽性反応が出た。感染拡大を防ぐため、県は猟友会に協力を求めながら里山周辺でのパトロールを強化した。

 「新たな展開になってきた。さらに緊張感を持って取り組んでほしい」。十四日午前九時、緊急で開かれた県家畜伝染病防疫対策本部の本部員会議。古田肇知事は、厳しい表情で迅速な対応を指示した。

 豚コレラは、豚とイノシシに感染する。これまでは豚が大量死していた養豚場の半径十キロを野生イノシシのパトロール範囲にしていたが、県内全域に拡大した。養豚場や死んだイノシシが見つかった場所の周辺で、山際の道に車を走らせ、監視の目を光らせた。

 県内に二十七支部ある猟友会には、県から死骸を見つけた際には報告するよう依頼があった。農林水産省からも県内で捕獲したイノシシの検体を採取するよう要請があった。

 県猟友会によると猟期は十一月一日からで、それまでは、狩猟ではなく農作物被害を防ぐための有害捕獲の許可を得て、わなを仕掛けている。

 県猟友会の大野恵章(やすふみ)会長(73)は「死んだイノシシがいたら、一切触らないで市町村に連絡するように伝えた」と話す。捕獲の際は、ビニールやゴム手袋を二重に着け、作業後は長靴を消毒するよう要請した。「臨戦態勢で感染拡大を防ぐよう対応したい」と話した。

 (稲田雅文)

 

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