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金に輝くスーパーカミオカンデ 12年ぶり公開

水を抜いたニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」のタンク内部=飛騨市神岡町で

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 東京大宇宙線研究所は九日、観測性能を上げるために改修工事中のニュートリノ観測装置「スーパーカミオカンデ」(飛騨市神岡町)で、水抜き作業を終えた観測用タンクを報道陣に公開した。壁一面に、光電子増倍管という直径五十センチの光センサーが一万本以上ぎっしり並び、金色に輝く様子が見られた。

 タンクは円筒形で、地下千メートルに位置し、直径三十九メートル、高さ四十一メートル。通常は五万トンの純水で満たされ、宇宙から飛来した素粒子ニュートリノが、まれに水と衝突して出す光を、光センサーで観測している。外部への水漏れ防止工事のため、六月以降、水を抜く作業を進めていた。

 水を抜いたタンク内部の公開は二〇〇六年以来、十二年ぶり。改修では十月中旬ごろから再び純水を注入し、一九年以降に、純水にガドリニウムというレアアース(希土類)を混ぜる計画。検出能力が向上し、恒星が起こす「超新星爆発」で発生したニュートリノを太古の宇宙にさかのぼって調べられるようになるという。

 (浜崎陽介)

 

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