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数河獅子が見物客を魅了 飛騨・古川の白山神社

息の合った動きで勇壮に舞う数河獅子=飛騨市古川町数河で

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 飛騨市古川町数河(すごう)に伝わる伝統の数河獅子(県重要無形民俗文化財)が五日、地元の白山神社で奉納され、二頭の獅子による勇壮な舞が見物客を魅了した。

 大宝年間(七〇一〜七〇四年)ごろ、新羅から渡来した僧が形づくったのが始まりとされる。雌雄の獅子が大自然を相手に狂喜乱舞する「曲獅子」と、天狗(てんぐ)が登場する「天狗獅子」、農民の若者が獅子を退治する「金蔵獅子」の三段構成だが、今年は担い手不足で曲獅子のみの披露となった。

 「若社(わかしゃ)」といわれる三十代〜四十代の十三人が参加。笛や太鼓の軽快な音に合わせ、二人一組で演じる二頭の獅子が舞った。肩車や前転などの技が決まると、歓声が上がった。

 若社の代表、森沢英明さん(40)は「この季節が来ると体の血が騒ぐ。これからも伝統を残していきたい」、見物した地元の小学五年生、田近優希也君(10)は「かっこよかった。将来やってみたい」と話していた。

 台風21号の影響で、五日午前中の神事は中止になった。

 (浜崎陽介)

 

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