トップ > 岐阜 > 9月4日の記事一覧 > 記事

ここから本文

岐阜

高齢者らの移動支援、福祉タクシー出発 各務原

「丸子町福祉タクシー」の出発式で、地元住民を乗せて発車するタクシー=各務原市鵜沼丸子町で

写真

 介護予防教室、ショッピングセンターに通う高齢者のタクシー代を行政と自治会が補助する事業が、各務原市で進められている。三日には、同市鵜沼丸子町で「丸子町福祉タクシー」がスタート。県内では先駆的な取り組みで、高齢者の健康維持や社会参加、運転免許証の自主返納の促進が期待される。

  地元自治会とタクシー会社が運行契約を交わし、運賃の三分の二、年間三十万円を上限に市が補助金を支出。残りは自治会で負担する。市の本年度新規事業として始まり、既に同市須衛町でも行われている。

 鵜沼丸子町は市の南東部にあり、四十年ほど前に宅地造成された住宅街。住民約七百八十人の三人に一人が六十五歳以上、四人に一人が七十歳以上と、市内で特に高齢化が進んでいる。最寄り駅や、近くの複合商業施設までは二キロほどあるが、近くを通るバスは数年前に廃止になっていた。

 福祉タクシーは週二、三回、あらかじめ決められた時間とルートで運行。丸子町を出発して病院、介護予防教室会場を経由し、ショッピングセンターや駅までを往復する。利用者は自分の目的地で降りることができる。料金は一人片道二百円。

 出発式では、自治会の後藤泉会長(86)が「バスが廃止されてから市のふれあいタクシーを利用していたが、毎回予約が必要で、使い勝手が良くなかった。市の補助で新しいシステムを始めることができた。乗りやすいので、ぜひ使っていきたい」と述べた。

 市は当初予算に百二十万円の事業費を盛り込んでおり、今後も随時、福祉タクシーへの補助を進める。

 (大山弘)

 

この記事を印刷する

中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井 読者の方は中日新聞プラスで豊富な記事を読めます。

新聞購読のご案内

PR情報

地域のニュース
愛知
岐阜
三重
静岡
長野
福井
滋賀
石川
富山

Search | 検索