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郡上の「劇団ともしび」60周年 記念公演で70人熱演

コーラスや舞踊も盛り込み感動的な舞台に仕上げる出演者ら=郡上市総合文化センターで

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 創立六十周年を迎えた郡上市の「劇団ともしび」が二十五、二十六両日、記念公演「ミュージカル 野菊の礎(いしずえ)」を市総合文化センターで上演した。郡上八幡城にまつわる「およしの伝説」を題材にした創作劇で、二日間で計九百人を超す観客が来場。出演者らは悲劇の恋愛物語を熱演し、観客を魅了した。

 当初の公演予定は七月だったが、大雨の影響で一カ月半延期されたため、出演者はさらに稽古で演技を磨いて本番に臨んだ。城の石垣建設のために人柱の犠牲になったという娘およしの役を、郡上北高校演劇部の鈴木優芽さん(二年)が熱演。互いに引かれ合う武士との場面や家族との別れのシーンでは、観客は舞台に引き込まれ、涙を流す人もいた。

 地元のコーラスグループや舞踊の会、タップダンスのグループも含めて約七十人が出演し、約二時間半の舞台を完成させた。

 主役を演じきった鈴木さんは「大勢の観客の皆さんの反応を感じながら演じる楽しさを味わえた。多くの人に支えられながら表現できたことがとてもうれしい」と舞台を振り返った。

 脚本を手掛けた、のむらゆみさん(67)は「場面転換の多い大変な舞台だったが、みんな一生懸命に演じてくれた。感謝でいっぱい」とほっとした表情を見せた。演出を担当した三嶋友美さん(69)は「団員全員でアイデアを出し合って劇を完成させた。これからもみんなで一緒に盛り上げながら活動を続けていきたい」と話していた。

 (林勝)

 

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