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手編みかごネット販売でカンボジア支援 瑞穂の池宮さん、岐阜で販売会も

かご製品の新作を手にする池宮さん(左)と高橋さん=岐阜市長良の雑貨屋フラマンで

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 カンボジア製のかごの品質を上げ、日本で販売することで現地の村民の自立を支援している池宮聖実さん(30)=瑞穂市=が、かご製品の展示販売を岐阜市長良の雑貨屋フラマンで開いている。五年目を迎えた活動は軌道に乗り始め、麻布を合わせたバッグなど新作も登場。仕上がりやデザインにこだわった約三十種が並ぶ。

 池宮さんは大学在学中に行ったカンボジアへのボランティアツアーをきっかけに、世界の貧困問題に興味を持った。現地の人が自発的にお金を生み出す仕組みをつくろうと二〇一四年、カンボジアで生活用品として使われている手編みのかごに着目。日本でおしゃれな雑貨製品として販売できるよう、村に住み込んで均一な編み方や新たなデザインを指導した。

 商品を売る独自ブランド「moily」のネット販売は年々人気を集め、当初三人だった現地の専属の作り手は倍に。最近は主要スタッフがいなくても、自分たちで助け合って仕事を進めているという。現在は年に二回、現地を訪れているという池宮さんは「どんどん私が必要なくなっていることが、すごくうれしい」と感慨深げに語る。

 池宮さん自身も今年四月、垂井町敷原の「cafe結」の一角に、moilyの店をかまえた。「今後は他の村や他国でも現地の良いものを見つけ、活動を広げていきたい」と先を見据える。

 フラマン店主の高橋純子さん(49)は「地元の若い女性の活動から、(発展途上国の)実態や支援を身近に感じてもらえると思う」と話している。展示販売は十八日まで。価格は約千五百〜二万円。十六日は池宮さんが店にいる。

 (北村希)

 

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