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会長に今井氏選出 県中小企業団体中央会

あいさつする今井新会長=岐阜市の岐阜都ホテルで

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 県中小企業団体中央会は十二日、総会と理事会を岐阜市内で開き、新会長に県金属工業団地協同組合理事長の今井哲夫氏(67)を選出した。前会長の辻正氏(89)は名誉会長に就いた。

 今井氏は、今井航空機器工業(各務原市)の社長。中央会では二〇〇四年から常任理事、一〇年から副会長を務めている。

 今井氏は就任あいさつで「厳しい状況の中でも、組合、中小企業を的確に支援していくのが、中央会の使命」と抱負を述べた。

 辻氏は「宝のような二十二年間だった。余生のある限り、中小企業振興のお役に立ちたい」と語った。また、全国中小企業団体中央会の大村功作会長から、中小企業振興功労者特別顕彰の特別功労章を受けた。

 中央会には今年三月末時点で、中小企業がつくる組合や団体など五百二十七者が加盟。総会には約百五十人が出席し、本年度事業計画などを承認した。

◆「中小は国の礎」 名誉会長就任・辻氏に聞く

会長を務めた22年間を振り返る辻氏=岐阜市で

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 県中小企業団体中央会の会長を一九九六年から二十二年間にわたって務め上げ、名誉会長に就いたインフォファーム(岐阜市)会長の辻正氏。本紙の取材に「中小企業は国の礎。新会長を力ある限り、支えたい」と意欲を示した。

 −二十二年間を振り返って

 感謝しかない。国が「ものづくり補助金」を創設し、二〇一二年度から中央会が地域事務局を担っている。五年間で、県内の事業所が百億円を超える補助金を受けた。国の支援や事務局の職員に感謝したい。今年三月には、補助金を受ける企業が連携する「ぎふものづくり連携倶楽部(クラブ)」もできた。中央会が世間から注目されるようになっている。

 昨年十一月にはベトナムを視察研修に訪れ、フエ省の幹部とも懇談した。その縁で、現地最大手の情報通信企業の社屋に茶室をつくることも決まっている。最後の数年にドキドキするようなことが続けて起きた。

 −中小企業の現状は

 県内企業の99・9%は中小企業。良いものを開発しても、大企業に(アイデアを)持っていかれることも多い。独立を保てず、大企業に吸収されてしまうこともある。中小企業は国の礎。経済の仕組みが変わり、優秀な中小企業が国を支える形になりつつある。

 −新会長への期待を

 大きな仕事をさせていただき、会長を後輩に託す環境が整った。新会長を力ある限り、支えていきたい。

 (杉浦正至)

 

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