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ドローンで測量難しい 関商工高生が最新技術を体験

ドローンを使って測量する生徒たち=関市の関商工高で

写真

 関市の関商工高校建設工学科で土木を専攻する3年生10人が29日、同校グラウンドでドローンを使った測量実習を行った。土木関係の職に就く割合の高い生徒たちに最新技術を学んでもらおうと学校が企画。同市倉知の建設会社「青協建設」から寄贈されたドローン1機を使い、後藤昌寛さん(42)ら同校OBの同社社員3人が指導した。

 ドローンによる測量は、上空から撮った写真に、地上で三脚を用いて計測した基準点の位置情報を取り込むことで行う。三脚を使う頻度が最低限に抑えられるため、作業が効率化できる。多くの地点で測量が必要な広い工事現場や、人が立ち入るのが危険な山の斜面などでの測量でドローンの導入が進んでいる。

 生徒たちは五人ずつの二班に分かれ、グラウンドに置いた三十センチ四方の板七枚の位置を測量。ドローンを動かして板の写真を撮る作業と、三脚を使った作業を交代で行った。ドローンが飛び上がった瞬間には生徒たちから歓声が上がった。

 浮中ひよりさん(17)は「実際に飛ばしてみると、細かな位置の調整が意外と難しかった。土木系の公務員を目指しているので、機会があったらまたやってみたい」と話した。

 浅野伸保教諭(37)は「人手不足や働き方改革で、ドローンなどICT機器の導入による作業の省力化はますます重要になってくる。今後現場で作業を担う生徒たちにとって良い経験になったと思う」と話した。

 生徒たちは六月十二日の授業で測量した情報をパソコンで計算し、最終データを作成する。

 (鈴木太郎)

 

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