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おはやしや獅子舞、猛稽古 19、20日に高田祭

おはやしの練習に励む下河原の子どもら=養老町高田の高田公民館分室で

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 西濃地域の春祭りの最後を飾る「高田祭」が19、20日、養老町高田の愛宕神社と高田商店街で開かれ、3両の曳やまが通りを練る。地元の三つの町では、本番に向けておはやしや獅子舞、からくりの稽古に励んでいる。

 高田祭は江戸時代の一七五九年に始まった愛宕神社の春の例祭。西町の「猩々(しょうじょう)やま」、東町の「林和靖やま」、下河原の「神楽獅子やま」は県重要文化財に指定されている。十九日は試楽で午後三時から三やまの曳き出しで始まる。二十日は本楽で神社や通りの各所で芸を披露する。

 下河原では今年初めて、地元以外の町内の小学生六人が参加。子どもが減る中、友達や親戚に声を掛けた。下河原祭事委員長の川瀬重児さん(61)は「活気が出てありがたい」と喜ぶ。

 親戚に勧められた養北小学校六年の田中輔(たすく)君は、おはやしと獅子舞に加わる。「しの笛は初めて。指遣いが難しい。本番では堂々と演じたい」と意気込む。

 東町ではおはやしの一曲「本神楽」を五十年ぶりに復活する。一九三一(昭和六)年の譜面や、録音されたテープは残るが、七十代や八十代の古老も演奏経験のない曲。若衆の大学生服部憲佑さん(19)が中心となり、聞き覚えのある古老に確認し、能楽師の意見も聞いて復活させた。「高田らしい曲になった」と胸を張る。本楽の午前中、通りを練る際に演奏する。

 西町では曳やまの采振(さいふり)人形の衣装を修復した。同神社の社務所で、地元の人たちがおはやしやからくりの練習にいそしんでいる。

 (生田貴士)

 

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