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「個を大切にする教育を」 前川前次官が高山で講演

個を尊重する教育について話す前川さん=高山市昭和町1の市民文化会館で

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 前文部科学省事務次官の前川喜平さんが二十九日、個人を尊重する教育をどうすれば実現できるかなどについて高山市昭和町一の市民文化会館で講演した。約千二百人が耳を傾けた。

 前川さんは個人の尊重、幸福追求権などを規定した憲法一三条を説明。「現在の道徳教育は自己犠牲を美徳としがちだが、集団より個人を大切にする教育が憲法にのっとっている」と訴えた。

 個人を大切にする教育の例として文科省が近年提唱している能動的な学習「アクティブラーニング」を挙げ、道徳教育で教科書を途中まで読んで話の結末を想像し、自分ならどうするか意見を交わす授業などを紹介した。

 障害、性的少数者(LGBT)、左利きなどさまざまな少数派にも言及。「違いを認め合って共に学び、共に生きる社会をつくれるといい」と話した。

 東山中二年の牛丸知香さん(13)は「アクティブラーニングは面白そうだと思った。違いを認め合う学校がいい」と感想を述べた。

 講演会は、ひだ法律事務所(高山市)の弁護士漆原由香さん(40)らでつくる実行委が主催した。

 (戎野文菜)

 

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