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高齢や病気の猫、幸せになって 岐阜で29匹譲渡会

事情のある猫の中から、譲り受ける猫を探す姉妹ら=岐阜市岩地で

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 病気や高齢など特別な事情があり、もらい手が見つかりにくい猫の譲渡会が十二日、岐阜市岩地であった。どんな猫でも家庭の一員として幸せになってもらおうと、猫を保護するボランティア団体「猫の椅子」が開いた。

 譲渡対象になったのは二十九匹。うち二十六匹は、中濃地方の女性が避妊や去勢の処置をせずに飼っていて、急激に飼育数が増え、ワクチン接種などのケアが行き届かなくなった「多頭飼育崩壊」の猫。残る三匹は、猫エイズに感染している。年齢は一歳半〜七歳で大人の猫だ。

 譲渡会では一般的に子猫に人気が偏り、高齢や病気の猫ほど譲渡率は低くなる。猫エイズは人に感染せず、必ずしも発症するわけではないが、「エイズ」のイメージから、もらい手が見つかりにくいという。

 主催者の一人の天谷隆美さん=岐阜市=は「大きい方がサイズも性格も分かって、飼い主の好みに合った猫を見つけやすい」と話す。会場には、飼育を検討する家族連れが訪れ、一匹ずつ抱いて相性を確かめていた。

 天谷さんは「殺処分ではなく、一匹でも多くに、生涯を全うさせてあげたい」と考えている。団体によると、この日は二匹について、引き取りを希望する申し出があった。今後も数カ月に一度、ハンディキャップを抱えた犬や猫の譲渡会を開くという。日程は、近日中に立ち上げるブログ「猫の椅子」で公表する。(問)天谷さん=090(4851)3313

 (水越直哉)

 

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