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規格外トマトで蒸しまんじゅう 飛騨高山高生が開発

飛騨高山高の生徒とミチナルが共同開発した「茜小町」

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 飛騨高山高校(高山市下岡本町)ビジネス科の三年生十四人が、規格外で市場に出回らないトマトを活用した蒸しまんじゅう「茜(あかね)小町」を開発した。規格外野菜の加工を手掛ける「ミチナル」(同市一之宮町)が協力。生徒は「インスタ映え」に着目し、客による会員制交流サイト(SNS)での発信を通して「多くの人に飛騨高山へ足を運んでもらいたい」という願いも込めた。

 淡いピンク色をした直径八センチのまんじゅうの中には、ジャガイモやズッキーニ、タマネギ、セロリとトマトを使ったソースをからめた具が詰まっている。チーズを加えてピザ風味にし、トマトの甘みや酸味を際立たせた。無添加の着色料を使ったトマトの形で、見た目も工夫した。

 生徒たちは「商品開発」という選択授業の受講生。昨年四月からミチナル商品開発担当の藤本純里(じゅり)さん(22)を講師に迎え、味は変わらないのに傷が付いたり、大きさが異なったりするだけで、多くの野菜が廃棄されている現状を学んだ。工場見学もし、観光客に人気の「喜八郎飛騨牛まん」の工程を見るなどして、まんじゅうを作ることに決まった。

 女性の観光客をターゲットにし、野菜中心のヘルシーで食べ歩きできるサイズを提案。藤本さんの協力で昨秋から試作を繰り返し、トマトの色と飛騨の美しい夕暮れの風景から「茜小町」と名付けた。

 砂田佳美さん(18)は「捨てられてしまうトマトにも農家の努力が込められている。苦労したが良い商品になった」と笑顔。藤本さんは「高校生の若い発想力が地域の盛り上げにつながれば」と期待している。

 生徒たちは十〜十二日午前十時〜午後四時、高山市下一之町の牛まん喜八郎安川本店の店頭に立ち、三日間で限定五百個を販売する。一個三百五十円(税込み)。

 (坂本圭佑)

 

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