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帝京大可児、3回戦で涙 全国高校サッカー

試合後、応援スタンドへあいさつに向かう本多主将(6)ら帝京大可児の選手たち=東京・駒沢陸上競技場で

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 全国高校サッカー選手権大会で三日の三回戦(東京・駒沢陸上競技場)に挑んだ岐阜代表・帝京大可児は、長野代表・上田西に0−5で敗れ、準々決勝進出を逃した。

 合計10本のシュートを放ちながら、複数で早めに寄せてくる相手守備にことごとくつぶされた上、相手攻撃では縦パスやロングスロー、カウンターを効果的に決められた。

 エースFW久保藤次郎選手(三年)や県予選得点王のFW大森颯樹(さつき)選手(同)、DF藤光翔選手(同)らが何度ゴール前にボールを持ち込んでも、二〜三人掛かりで囲まれ、シュートやパスのコースをふさがれて抑え込まれた。

◆本多主将 親、仲間に感謝

 「あきらめるな」「1点取りに行こう」。本多訓大(くにひろ)主将(三年)は最後までチームを鼓舞し続けた。試合終了の笛を聞いた後も、うなだれ歩く仲間の肩をたたいて励ますなど気丈だったが、自校の応援スタンド前に立ち、ベンチ外の仲間や保護者らの顔を見た瞬間、涙があふれた。

 四歳でサッカーを始めて以来、高校選手権は「夢の舞台」であり続けた。中学ではクラブチーム副主将も務めた地元(愛知県刈谷市)を離れ、三年間の寮生活に入ったのも「夢の舞台に立てる可能性」を求めたからだ。

 堀部直樹監督は「彼がいなかったらここまで来ていない。プレーでチームを引っ張ってくれた」とたたえた。守備的MFの「アンカー」で攻守のつなぎ役を果たすだけでなく、精神的支柱としてチームをまとめ、県内三冠を達成し、今大会で同校初の二勝へ導いた。

 戦いを終え、口をついたのは感謝だった。「親のおかげでサッカー漬けの日々を送れた」「最高の仲間と一緒だからこそ、この舞台に立てた」。そして絞り出すように一言。「もう少しだけ、このメンバーでやりたかった」

 (神谷慶)

 

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