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信長の居館跡、水の流れや池発見 岐阜市教委が発表

発掘調査で新しく見つかった、庭園の水の流れや池の痕跡=岐阜市で(同市教委提供)

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 岐阜市教委などが行っている、金華山(同市)のふもとにあったとされる戦国武将・織田信長の居館跡の発掘調査で、市教委は7日、本年度の成果を発表した。一部の庭園から新しく、人工的に造った水の流れや池の痕跡が見つかった。

 水の流れの跡は、中枢部の南側の庭園で見つかり、幅一・六メートル、長さは九メートル以上あった。底に、直径三〜五センチの小石が敷かれていたとみられる。池は東西に約四メートル、南北に約二メートルあり、深さは約二十センチ。青、黄、赤色などの二〜三センチの小石が敷かれ、当時は水中で光っていたとみられる。

 調査は二〇〇七年から続いており、前年までの調査で、七つの庭園跡を発見した。今年の発掘調査は七月三日に開始し、計二組の庭園間で、水を流すために使ったとみられる溝や流れの跡を発見。瓦の破片など約八千点も見つかった。

 発掘調査は本年度が最後で、十二月末で終了する。今後は、遺構を埋め戻して保存し、活用法を探る計画だ。

 市教委は九日午前十時から、発掘調査の成果を紹介する市民向けの現地説明会を開く。少雨決行。場所は岐阜公園内の金華山ロープウェー金華山麓駅南側。担当者は「発掘調査は、今回で節目となる。ぜひ生で見てほしい」と参加を呼び掛ける。

 (田井勇輝)

 

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