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名岐ダービー、2−6で敗れる FC岐阜

前半、名古屋に2失点目を喫し、天を仰ぐ岐阜イレブン=長良川競技場で

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 サッカーJ2のFC岐阜は第三十五節の一日、岐阜市の長良川競技場で名古屋グランパスと対戦し、2−6で敗れた。ホーム初開催の“名岐ダービー”を勝利で飾れず、二連敗となったが、順位は十五位のまま。

 岐阜は前半22分、MFシシーニョ選手を起点に、FW田中パウロ淳一選手、縦に駆け上がったDF大本祐槻選手へと、流れるようにパスがつながった。これを大本選手がゴール前で、相手DFをかわして左足で先制。しかし同32分、36分と続けて、名古屋に巧みなパスワークから得点を許し、1−2で折り返した。

 後半1分、同9分にも簡単にゴール前に侵入を許し連続失点。同21分、途中出場のFW難波宏明選手のゴールで1点を返したが、同39分に相手コーナーキックからの流れで5失点目。追加時間3分には、サイド攻撃からさらに1点を奪われた。

 次節は八日、アウェーで七位の大分トリニータと対戦する。 

◆勝敗分けたゴール前の質

 後半開始1分。反撃の出ばなをくじかれる3失点目に、岐阜の大木武監督は憤まんやる方ない様子で拳をベンチの壁にたたきつけた。「あそこがターニングポイントだった」。勢いに乗った名古屋の赤い波にのみ込まれ、後半だけで計4失点と畳み掛けられた。

 自ら仕掛けて試合を動かすという、似た哲学を持つ両チーム。互いにボールを支配する時間帯をつくり、鮮やかな速攻が決まった前半22分の先制点、ゴール前でうまく連係した後半21分の2点目は、岐阜らしさが表現されていた。

 しかし、結果的には大差がついた。岐阜の先制後も相手は浮足立たず、サイドから中央に移ったMFガブリエルシャビエル選手を軸にテンポアップ。体を当ててボールを奪いにいってもうまくいなされ、パスをつながれ後手に回った。

 得点を重ねる相手に対し、岐阜もMF庄司悦大選手らがゴールに迫ったが、ネットを揺らせず流れを引き戻せなかった。「ゴール前での質と冷静さが課題」と庄司選手。FW風間宏矢選手も「率直に言って差が出た。相手の技術、速さ、判断が一つ上だった」と悔しさを押し殺しながら結果を受け止めた。

 満員の客席を緑に染めたサポーターに喜びを届けられず、大木監督は「残念な気持ちでいっぱい」と無念さをにじませた。その上で、最後までゴールを目指したイレブンの姿に「そこは誇りに思う」と言い添えた。残り七試合。うつむかなければもう一度、上昇気流をつかむ機会はあるはずだ。

 (井上仁)

 

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