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萩原の大正−昭和初期の巨大地図 住民有志が作製へ

巨大地図作りを進める有志たち=下呂市萩原町で

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 下呂市萩原町萩原の住民有志ら十八人が、大正から昭和初期(一九一〇〜三〇年ごろ)の商店街の様子を描いた縦一・八メートル、横五・四メートルの巨大地図を作っている。十一月三日、地元の星雲会館で開かれる萩原町文化祭で披露し、しばらく同館で展示する予定だ。

 今年が明治百五十年に当たり、にぎわっていた昔の萩原を振り返ろうと、有志代表の松山則樹さん(73)らが中心となり、六月に地図作りがスタート。萩原町在住の郷土史家、桂川成俊さん(73)が所蔵する資料を基にした。

 有志らは当初、月二回程度、地元のみなみこども園隣接の児童館「子育て広場」に集まり、地図の構想や下書き作りをした。今月からは週二回ペースで集まり、横を六分割した地図に商店や公共施設などを書き込む作業を続けている。

 当時は飛騨街道沿いに現在の二倍、約百二十店が軒を並べた。交通の要衝として栄えた町を象徴するかのように旅館が七、八軒あったほか、馬も受け入れる馬車宿も。今はない映画館、芝居小屋、遊技場、銭湯などの娯楽施設も点在していた。

 二十五日夜の作業では「塩やブリの行商人、『富山の薬売り』などが高山から南へ向かう途中、必ず宿泊する土地だった」などと昔話にも花が咲いた。

 松山さんは「単なる懐古趣味ではなく、子どもたちが萩原の未来のまちづくりを考える原点にしたい」と狙いを話した。

 (松本芳孝)

 

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