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平和のバトン、聞き継いで 岐阜で戦争体験語る夕べ

岐阜空襲の体験を語る国井さん(左から2人目)の話に耳を傾ける参加者=岐阜市のぎふメディアコスモスで

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 終戦の日を前に、戦争の悲惨さや空襲の体験を後世に伝える「戦争体験を語り継ぐ夕べ」が十一日、岐阜市司町の図書館複合施設「ぎふメディアコスモス」で開かれ、参加した四十人が、平和の尊さに思いをはせた。

 同市元宮町の国井あい子さん(90)は、一九四五(昭和二十)年七月九日夜から十日未明にあった岐阜空襲について語った。米軍の爆撃機B29が落とす焼夷(しょうい)弾の火から逃れるため、どぶ川に飛び込んだことや、夜が明けると、真っ黒になった遺体がそこら中に転がっていたことなど悲惨な体験を話した。最後に「平和を守る心を、次の世代の人たちにバトンタッチをしたかった」と思いを披露した。

 岐阜市のボランティアグループ「おもと会」が主催した。原爆を落とされた広島市の記録映画が上映され、ほかに意見交換などもあった。

 森淳子会長(83)が、自身の戦争体験を若い人に語り継ごうと、今年初めて開いた。森会長は「戦争は絶対にだめです。このことを伝えたかった」と話した。

 (高橋貴仁)

 

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